プロスペクト理論を考えて見る

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プロスペクターと聞いてぱっと思い出すことがある人も
なんのことやら全く分からない人も
こんにちは(^_^)/

今日の話とプロスペクターは全く関係ないですが・・・
ちなみにプロスペクターはトイストーリー2に出てくるキャラクターです。
https://kids.disney.co.jp/character/prospector.html

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▼**本題の前にお知らせ**
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▼今日はちょっと小難しいことです(;’∀’)
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みなさんはプロスペクト理論という言葉を聞いたことがありますか?

プロスペクト理論とは、不確実性下における意思決定モデルの一つ。選択の結果得られる利益もしくは被る損害および、それら確率が既知の状況下において、人がどのような選択をするか記述するモデルである。
Wikipediaより

・・・って全く意味わからないですよね

でも、この理論を知っていると
人生で損をする確率が減るかもしれないですよ。

言葉で説明するよりも
例をあげて考えた方がわかりやすいんです。

たとえば、
1.80%の確率で100万円がもらえるけど、20%の確率で0
2.100%の確率で80万円がもらえる

この2つの選択があったとき
あなたならどちらを選びますか?

多くの人が2番を選ぶそうです。
20万円は少なくなっちゃうけど、確実にもらえる方が人気みたいです。

これって感覚で選んでいるんですよね。

たとえばこの選択を10回連続でした場合、

1.は80%の確率で100万円がもらえるんだから
10回中8回は100万円がもらえる可能性が高いってことなんです。

ってことは
100万円×8回=800万円
※あくまでも確率なので確実な数字じゃありませんが・・・

2.は確実に80万円がもらえるから
80万円×10回=800万円

ということは期待値で考えたら1も2も+800万円で同じなんですが、
どうも人は2の方が良く見えちゃうみたいなんです。

「20%でももらえないかも・・・」というリスクを回避して
たとえ金額が少なくても確実にもらえる方を選ぶようです。

では
1.50%の確率で100万円を払わないといけないけど、50%の確率で払わずに済む
2.100%の確率で50万円を払う

この選択はあなたならどちらを選びますか?

こっちは1番を選ぶ人が多いみたいなんです。
意外とギャンブラーです。

もらうときは確実性を重視したのにね。

こちらも10回同じ選択をした場合、
1.は100万円×5回=500万円
2.は50万円×10回=500万円

なので、どちらも-500万円なんです。

こちらは「100%払わなくてはいけない」という損失を回避して
50%払わなくてすむ可能性にかけているわけです。

人の感覚ってプラスとマイナスの価値って同じじゃないんですって。

「得」よりも「損」が重視されるみたいなんです。

今回の期待値は同じ例えでしたが、
もし仮に
1.80%の確率で100万円がもらえるけど、20%の確率で0
2.100%の確率で70万円がもらえる

だったとしても2を選ぶ人が多いんじゃないかと思うんです。

こちらは10回の選択での期待値は
1.800万円
2.700万円
で、1の方がもらえる金額が大きいんですよね

1.50%の確率で100万円を払わないといけないけど、50%の確率で払わずに済む
2.100%の確率で40万円を払う

こちらは1.を選ぶ人が多いようなんですが、
1.-500万円
2.-400万円
で、2.の方が払う金額は少ないんです。

人は100万円のプラスよりも
100万円のマイナスの方が大きく感じるようなんですよ。
-120万円くらいに感じているのかも・・・

この感覚を利用した商法って意外と多いんですよね

▶買わないと損をする・・・とか
▶○○になったらどうする?・・・とか

マイナス的要因は実際よりも大きく感じるから
不安も大きくなっちゃうわけです。

みなさんも物事を選択するときには
感覚とか、感情ではなく
数字で検証してみてください。

意外と感覚と実際はずれているかもしれませんよ。

今日お話した「プロスペクト理論」については
↓↓↓こちらのページで詳しく説明しています。
プロスペクト理論とは

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
みなさんのお役に立てたら、私の自我が喜びます♬

ではまた(^_^)/

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